これは本当に面白かった。
競馬ファンだけでなく乗馬など馬とふれあう機会がある方は、
読んで損のない本です!
動物ノンフィクション作家の片野ゆかさんの行動力の凄さに感動。
私自身も乗馬を始めていろいろな情報に触れてきているので、
私でも知っている方々がでてくるでてくる。
それでも記事とかで知っている程度だったりなので、
詳しくお話を伺っているから初めて知る情報ばかり。
TCCはSNSなど力をいれている所なのでご存じの方が多いと思います。
ホースセラピーは日本ではまだまだ浸透しておらず、
新たなことを始めるって本当に大変なことなんだと考えさせられました。
レジェンド調教師の角居勝彦さんは、
引退競走馬の話にふれることすらタブーだった時代から行動を起こした凄いお方!
JRA様が引退競走馬に力を入れだしたのは、
まだごく最近の話だということに驚き。
ホースクリニシャンの宮田朋典さんの章もあって、
ディープ三兄弟がでてくるのですが…
リトレーニングの大変さがわかるお話になっています。
馬との接し方を改めて考えさせられましたし、
やはりお馬さんは賢いとこちらも学ばせていただきました。
馬の学校、馬事学院。
乗馬を始めて私も知りましたが
「馬の学校ってあるんだ!」
って、まったく知らなかったくらいです。
今回、この本で馬事学院ではリトレーニングも
学生さんたちが行っていることを始めて知りました。
その他にもたくさんの方にお話を伺われています。
これだけの行動力にお話も伺えるって、片野さんは本当に凄い方だなと思いました。
少し引用させていただきますが…
「馬には、母親が子どもを世話するような気持ちで接するように、といわれています」
普段お馬さんたちと接していて、この気持ちわかる!って思えた箇所。
「お尻がかゆいからかいてほしい」
「お腹が痛いから撫でてほしい」
「鬣かゆいからよくふいてほしい」
などなど…お馬さんたちってよく人間を見てる。
『こいつは言ったらしてくれる』『この人は何もしてくれない人』
って見定めて話しかけてくる。
一生懸命どうやってこの人に伝えようか?って考えて話しかけてくる。
全部が全部を理解してあげれないのが本当に悔しいのですが…
なるべくお馬さんの要望に応えてあげられるように馬語を理解できるよう、
アンテナを張り続けていたいなと思った一節です。
こちらも引用を…
馬房ひとつ隔てて『隣はいいな。気持ちを理解してくれるし、ごはんも好みを考えて美味しいものをもらえる。それにひきかえ自分は怒られてばかり。食事の内容も分量も全然満足できない…』
これ本当、乗馬クラブでもある話だと私は思って。
どうしても洗い場って他のお客様と一緒になるからお世話になった子にニンジンをあげていると近くの馬が悲しい表情で見つめてくるんですよ、
『あいつはいいなぁ、ニンジンもらえて。僕もほしいなぁ…』
お馬さんも『この人はおやつくれる人』『おやつくれない人』って、
(もらえるって解っていても、それとこれとは話は別!って、ときもあるが…)
見つめられたら私はもう無理で、許可もらってあげちゃいます。
金銭的な問題になってくるし、
乗馬クラブが"必ずおやつあげてください!”って言ってるわけでもないし、
おやつをあげるもあげないも自由だし、
(押しつけがましいけど)それでも!それでもよ!
"普段おやつをあげていないけど、たまにはあげようかな”って、
思ってくれる方が増えてくれることを願います…。
他にも引用したいところはたくあんあるのですが…
あれもこれもってきりがなくなっちゃう;
乗馬だけでなく馬とふれあう機会がある方は、
本当に学べる1冊になっていると思いますので、
ぜひお手にとって読んでみる価値ある本だと思います。
おすすめです!

